同窓会会長 上野 裕子
令和4年度は、どのような年になるのでしょうか。昨年はオリンピック開催があり、学園も創立80周年、ニコラ・バレ神父樣の生誕400年の記念すべき年でした。そして今年は雙葉の創立者マザーマチルダが日本に来られて150年。多くの困難を乗り越えて私たちに愛を捧げてくださいました。
しかし、神様は時に私たちに試練をお与えになります。記念に残るはずの知床の遊覧船クルーズが消息をたちました。世界遺産の貴重な自然を愛でるクルーズ、時にして自然は牙をむくと書かれていたのを読みました。心せよ、自然に抗うなという声が聞こえてくるようです。そしてコロナ禍も状況判断がとても難しい1年でした。感染者数が減っても心に隙ができるのを見越したように、また感染者が増え、なかなか落ち着かない状況です。
そのような中でしたが、昨年12月には小学校ピロティをお借りしてミニバザーを開催できたのは常任委員の結束を高め、前に進むことができた喜びになりました。私も会長をお引き受けして1年が経ちました。同窓生のためのミサ、府中カトリック墓地への墓参などお役目をこなす中、自分を見つめ直し、気づきを得て、私の忘れていた内を思い出す機会がたくさんありました。とても忙しい毎日ですが、そのような気持ちになれた機会をいただけたことに感謝しております。現在、中高は色々なことをできる限り行う方向で動いているとのこと、同窓会も今できることを考えて、前に進んでいきたいと思っています。
昨年に引き続き、リアルに集まれない中、繋がれるツールとしてホームページの充実を掲げて、個人情報保護法などでなかなか難しい面にぶつかりながら進行中です。
同窓生みなさまのご協力とお力添えをいただいて、より一層の充実を図りたいと思っております。どうぞよろしくお願い申し上げます。
2022年5月

西村麻里副会長(26回生)
上野裕子会長(26回生)
松崎惠美副会長(27回生)