パリ雙葉会

　4月半ば、ノートルダム寺院が火事になるという、誰も想像さえしなかったことが起きました。パリの象徴のひとつであり、さまざまな歴史を刻んだノートルダムが、建物の一部とは言え、一瞬のうちに形を変えてしまいました。サンミッシェル界隈に出かけると、ちょっと回り道をして眺めた寺院の優美な側面、背面も今は記憶の中にあるのみとなりました。修復工事が始まるのは2020年になるとの事。以前の姿を取り戻すのは数年かかるということです。多くの人々に大きな衝撃を与えた出来事でした。
　5月末、恒例のフランス、ベルギーを中心とする雙葉学園同窓会昼食会が開かれました。今回、田園調布からは高木、片山、栗田、松井、岩城(旧姓、敬称略)そして筆者が参加いたしました。年齢、出身校の壁もなく、いつもの事ながら、話が盛り上がり、時の経つのを忘れた楽しい午後のひと時でした。

（12 回生 平岡珠子）

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