vol.55 表紙 / 小澤摩純 (27回生)
1984年 期待の新人版画大賞展にて買い上げ賞
1985年 大学版画展にて買い上げ賞
女子美術大学芸術学部卒業
1990年 けんぶち絵本の村大賞にて、びばカラス賞
子供本、企業向けカレンダー、小学校教科書、小児病院などに絵を制作。
伊勢丹百貨店をはじめ、各地ギャラリーで個展多数。
日本美術家連盟所属
vol.54 表紙 / 長坂真帆(28回生)
主にアクリル絵具を用い、心象風景的な抽象画を制作
個展開催、グループ展参加多数
多摩美術大学大学院修了
vol.53 表紙 / 岡田裕子(35回生)おかだひろこ
現代美術家。社会へ投げかけるメッセージ性の高い作品を制作。国内外での美術館やギャラリーの展覧会多数。
多摩美術大学非常勤講師。美学校講師。
公式ホームページ https://okadahiroko.info/
写真のタイトルは「ナニカヲイワウイワイノシナ#3『遠山』」です。
これは昨年私が開催した美術イベント「ナニカヲイワウ」(2019年)にて、参加者45名さまに贈呈した立体作品のひとつです。これは<ひとりひとりの祝われることのないナニカを祝う>というテーマの催しでした。
今年は新型コロナウィルス感染拡大を防ぐため、人と気軽に対面することもままならず、大きなお祝い事なども自粛するような社会状況となりました。
このような時だからこそ、特別な<ハレ>の日ではなく私たちのささやかな日常に眼を向け、それを日々静かに祝うような気持ちで過ごしてゆきたいという想いを込めて、この作品を寄せさせていただきました。
皆様のご健康をお祈りいたします。
vol.52 表紙画 / 青木美和 (28回生)水彩画家
水彩画家
水浅葱の会主宰、日本出版美術家連盟会員、日本透明水彩会会員、早稲田大学第二文学部日本文学専攻卒
関東周辺カルチャースクール中心に講師として活躍中
グループ展参加・個展開催多数
http://www.amy.hi-ho.ne.jp/miwa-aoki/
昭和から平成、令和へと移り変わってゆく時代とともに
私たちを取り巻く技術や習慣もめまぐるしく進化していきます。
そんな中でも、「変わらず」に私の心を支えてくれるのは、
小・中・高を共に過ごした仲間たちとの日々。
変わりゆく時代と変わらない思い出に、花を贈りたいと思います。
vol.51 表紙画 / 藤原俊子(26回生)書家、デザイナー
在学中の思い出(表紙について)
中学時代にヨーロッパ旅行で観た教会のステンドグラスは素晴らしいものでした。
ステンドグラスの一種であるバラ窓(円形)は、教会や大聖堂において聖母マリアを暗示していて、中心の聖母マリアの青い衣服にちなむブルーはマドンナブルーとして現在でも多くの人々に愛好されています。ゴシック様式建築の高い天井近くにあるバラ窓(円形)から差し込む光が暗いこの世を神が照らす光のようでもあり、昔、布教のための絵巻の役割を果たしていたステンドグラスにより壮大な宇宙が表現されていて、教会内部が荘厳な雰囲気を漂わせていました。
その後、高校ではガラス絵の同好会で活動した楽しい思い出もあります。美大に進学してすぐ、壁画の集中講義でやっと本格的なステンドグラスの製作を体験することができたのが大きな喜びでした。バラ窓(円形)の聖母マリアを題にして製作したものが、時を経てこの度、それをレタッチして表紙絵として生まれ変わり、日の目を見ることができました。
今回で発刊50号を迎えました。
同窓会の活動の様子や、各回生、各地からのお便り等とともに、
トピックスのページでは、記念すべき会報第1号についてもご紹介しています。
vol.50 表紙画 / 槙原ひろ美(24回生)
都内にてカリグラフィーを学んだ経験あり。
表紙画について
聖歌「ごらんよ空の鳥」のイメージと、自分なりに田園調布雙葉らしい雰囲気が出ればと思い、作成いたしました。
vol.49, vol.45 表紙画 / 青木美和 (28回生)水彩画家
早稲田大学第二文学部日本文学専攻卒
TBS「世界ウルルン滞在記」タイトル画、松任谷由実「シャングリラ3」ツアーパンフイメージ画や企業カレンダー、雑誌表紙等を担当するほか、個展・グループ展多数。
透明水彩関係の著書多数。最新作は「猫のいる風景画」(マガジンランド社)。
関東を中心とした水彩講座・国内・海外スケッチツアー多数担当。
水浅葱の会主宰、日本出版美術家連盟会員、日本透明水彩会会員。
http://www.amy.hi-ho.ne.jp/miwa-aoki/
Vol.45 表紙画について
雪が降るとスキー場のように滑る急坂が、高所恐怖症の私にとってはスリリングでした。
秋には小さなどんぐりが、ころころ転がっていたのを思い出します。
作品において、未だに坂道や階段を描くのを好むのは、起伏のある土地に点在していた学園の校舎や校庭の不思議さが、心に強く残っているからではないかと思います。
今回は、同窓会の表紙画やウェブの挿絵において、懐かしい学園とのご縁が繋がったことを、とても光栄に感じております。