今年、同窓会は70年を迎えます

28回生 丸山恒子

1955年に発足しました同窓会は、今年70年を迎えます。同窓会の歴史を振り返りますと、これまで10年、30年、50年を節目として記念行が行われてきました。そして、2019年度以来、対面での総会・懇親会の開催が見送られてきましたことから、今年は同窓生の皆様とともに70年を祝う特別な行事を、常任委員会で合意のもと開催する運びとなりました。

「70年記念総会・懇親会」では、今年卒業された70回生の皆様のご入会とともに、過去2年間コロナ禍により祝意を日延べしておりました68回生、69回生の皆様をご一緒に歓迎いたします。会場は、記念講堂・記念体育館の耐震補強工事による利用制限があることから、2019年度と同じ「ホテルグランドアーク半蔵門」といたしました。懇親会では、本年4月ガリラヤ修道院の閉鎖により幼きイエス会修道院(四谷のニコラ・バレハウス)へご移転なさいましたシスター方及び旧職・現職の先生方をお招きする予定です。

当該行事は、実施を見合わせた過去4年間分の総会・懇親会の支出額 約300万円を充当することとし、多くの皆様に70年記念品をお求めいただくことで、懇親会参加費を無料とすることを検討しております。懇親会をぜひ同窓生皆様方の再会の場、懇親の場としてご活用くださいますようご案内申し上げます。

また、毎年実施しているバザーを福祉活動の一環として位置付け、今年は「同窓会70年記念の集い」として、学園、後援会、同窓会が協力し、三位一体の繋がりの形を実現すべく学園での催しを実施いたします。従来の同窓会ミサを「70年式典」として行い、カトリックセンター展示、カフェコーナー、パネルディスカッション、特別ゲストによるパフォーマンスなどの企画が予定されています。皆様のご支援、ご協力を重ねてお願い申し上げます。ぜひとも、懐かしい学園を訪れ、ご家族やご友人と共に楽しい時間をお過ごしください。

今年度は「つなぐ、つなげる」を同窓会のテーマとし、常任委員各自がその想いを具現化するために奔走し、同窓生同士の繋がり、学園と同窓生の繋がり、そして末長く学園を支援していくための基盤固めなどに力を合わせています。 この与えられた任期、あらためて学園への想い、帰属意識を高める素晴らしい機会と受け止め、同窓生の拠り所として同窓会をつなげていくお役目を果たしていく所存です。 皆様方にも多方面からのアドバイス、お力添えを賜りますようお願い申し上げます。